こうした国の進路をめぐる労働者・国民の闘いが本格化するなかで私達は、全組合員参加と国民的共同で、賃金・雇用の改善と憲法が生きる政治の実現を目指して2013年春闘・組織建設に全力を上げます。 1、情勢の特徴 (1)厳しい雇用・失業と大企業の利益拡大 1、新自由主義路線の極端とも言える競争社会の推進によって、企業利益の手段とされている労働者の雇用と賃金破壊が進行しています。 総務省が1日発表した労働力調査によると、12年12月の完全失業率は、前月比0.1ポイント上昇の4.2%・完全失業者数は前月に比べ7万人増加し278万人と、8ヵ月ぶりに悪化しました。 電機メーカー大手で強行されている大リストラなどが影響したといわれ、同月の製造業の就業者は、51年ぶりに1,000万人を下回り998万人となっています。 また、12年平均の完全失業率は前年に比べ0.3ポイント低下し4.3%・完全失業者は285万人と依然として高止まりを示し、とりわけ15〜24歳の若年層は8.1%と高水準で推移しています。 12月平均の有効求人倍率は、0.82倍(12年平均は0.80倍・福岡は0.71倍)・正社員の有効求人倍率は0.53倍で相変わらず正規雇用の厳しさがつづいています。 こうした製造業の就業者減少傾向は、大企業が海外進出する一方で、国内で工場閉鎖や人員削減といったリストラを推進していることなどが背景にあります。 福岡県 北九州市 若松区 ビジネスホテル うめかぜ組合

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